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ここなです🍀
社会保険労務士を目指されている方で、実務経験を積むために【社労士事務所】か【会社の人事部門】で働くか、お悩みの方はいらっしゃるのではないでしょうか?
社労士の登録をするには、試験合格に加えて2年間の実務経験が必要です。
事務指定講習もあるので、そちらを受けられる方もいらっしゃると思います。
個人的には実際に現場で実務経験を積む方が、手続きの流れを覚えることができますし、イレギュラーなケースや現場の生の声を聴くことができるので、私は実務経験2年を選択しました。
※2年の実務経験は、異なる会社で働いても合算することが可能です。
私の実務経験は、社労士事務所が約2年、会社の人事部門で約3年の合わせて5年ほどです。
今回は、私の【社労士事務所】と【会社の人事部門】で働いた経験を基に、それぞれのメリット・デメリットについて書きたいと思います。
1.社会保険労務士事務所の場合
●メリット 一連の事務手続きを経験し、社労士の先生の仕事ぶり・ノウハウを実際に学ぶことができる!
会社の新規立ち上げを任せていただいた場合、社会保険と雇用保険新規適用したり、就業規則作成など一連の手続きを経験することができます。
加えて給与計算、社会保険・雇用保険の得喪、定時決定、年度更新、年末調整などの日々の業務から、毎年決まって行う業務まで経験できます。
また、事業主様と直接お話しをすることができ、労働相談を受けることもあります。
ただし、あくまで事業主様の会社のため、事業主様のご意向を尊重する必要があり、正しい法令に基づいた改善を提案するにしても、自分の意見の押し付けではなく、その会社・事業主様に合うようにお話ししなければなりません。
そういった顧客対応については、代表社労士の先生を見て知識をつけることもできますし、労働局や労働基準監督署・年金事務所の調査対応、各種助成金の申請対応も経験し、先生のやり方を実際に学ぶことができるのは、開業された場合役立つと思います。
開業を目指されている場合は、顧問先の獲得も大きな課題だと思いますが、そのノウハウを先生から学ぶこともできるかと思います。
●デメリット 給与計算は期日厳守、中小企業だと育児・介護休業などは実務経験する機会が少ないかも
給与計算も担当する場合、給与の締日から払日までに間に合うように、計算・事業主様のチェックを終わらせることが厳守のため、その間は休むことが厳しいです。
子どもが体調崩して休んでしまった場合、休日出勤して対応しなければならないこともあるかもしれません。
また、私の場合は中小企業を担当することが多いため、育児休業や介護休業、傷病手当金の手続きはあまりする機会がありませんでした。
社労士事務所は、従業員数が10人未満の事務所が多いような印象です。職場によると思うので一概には言えませんが、固定された人間関係の中で仕事をすることになります。
社労士の先生や他の従業員との人間関係で合う合わないが、顕著にでる可能性もあると思います。
また、小さな事務所の場合、経費の節約(コピー用紙や文具、郵便代の節約など)に対しても厳しいかもしれません。
2.会社の人事部門の場合
これは会社規模にもよるため、なかなか明確なメリット・デメリットは申し上げにくいのですが、私のいた1000人以上規模の場合で書かせていただきます。
●メリット ワークライフバランスが取りやすい
私の場合は、年間休日が多く、看護休暇や時短勤務なども取りやすい環境だったため、ワークライフバランスは取りやすいように思います。
育児休業や介護休業・傷病手当金を取られる方もいらっしゃるので、それぞれの手続きも経験できます。
規模が多いと様々なご事情の方の手続きをすることもあるので、イレギュラー対応も経験できます。
企業規模にもよりますが、大規模で従業員の異動がある会社だと、特定の人と同じではなく、職場の人間関係が改められるのも1つのメリットだと思いました。
また勤務する建物が大きいと、開放感のある職場で仕事をすることができます。
●デメリット 決まった業務しか経験できない可能性がある
規模が大きい会社だと、一連の手続きをチームに分けて担当することがあるので、私の場合は社会保険・雇用保険手続き専属になりました。なので給与計算や年末調整、就業規則変更や36協定の手続きなどは全くノータッチでした。
※一部の実務経験のみでも実務経験2年にはカウントできます。
従業員数が多いとイレギュラーなケースばかりで、確認しなければ分からないことが多く、1つ手続きするにしても手間も時間もかかります。
また、事業主の方針を汲み取り考えていかなければならないため、所属する組織によっては、なかなか意見が通らないこともあるかと思います。
3.まとめ 早期に開業を目指す場合は社労士事務所がおすすめ!
今回は社労士の実務経験をどこで積むかについてご紹介しました。
社労士事務所といっても、代表の先生との相性もあると思いますし、社労士事務所と企業どちらにしても、人間関係は入ってみないと分からないですよね。。
社労士事務所には長年先生と事務所を支えてきた女性所員の方(奥様の場合もあるかも)がいらっしゃり、取りまとめはその方がされている、という所も多いように思います。
私としては、社労士として早期に独立を目指されているのであれば、社労士事務所で経験を積まれることをおすすめします。
実務経験を一通り覚えることができますし、顧問先訪問の際の話し方や、就業規則の作成、労働局や労働基準監督署・年金事務所の調査対応、助成金の申請など、独立して収入を得るためには、先生の仕事ぶりを見て学ぶことが大変役立つと思います。
私も自分のサロンを持ちたいのですが、この5年の間に2人子どもを出産し、ブランクがあるためまだまだ経験不足です💧
会社では福利厚生や休暇が充実しており、子育てをしながら仕事するには制度をたくさん活用させてもらい、なんとか育児と仕事を両立していました。
開業して自分の事務所を持つ方、勤務社労士として専門性を活かして働く方、皆さまの夢が叶うことを応援しています🔥
お互いに頑張りましょう✊🏻✨
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