kokona’s blog〜今日を生きる〜

【うつ病闘病中&2児のママ&社労士&ネイリスト】が1日1日を乗り越える雑記

うつ病で入院提案されるレベルなのに夫に理解されない、自殺しないと分からない悲しみ

ご覧いただきありがとうございます(o˘◡˘o)
うつ病闘病中のここなです🍀

以前の記事で【家族の大切さや、一緒にいてくれることに感謝の気持ちを持つ】について書きました↓↓

kokona-today.hatenablog.com

ですが、、今回は家族(夫)にも伝わらない。病気の当事者である自分しか分からないうつ病のツラさについて書きたいと思います😞

とりとめのない感情をそのまま書いてしまっており、まとまりのない記事ですがご容赦ください💧

●休職しても変わらないワンオペ育児・家事

2度目のうつ病再発で、休職しました。

休職前は仕事から帰ると毎日泣いていましたし、週に1〜2日は会社に行ける気力も体力もなく、会社に行くことを考えると動けなくなり、休んでしまっていました。


休職については、「もうこれ以上、ここなの苦しんでいる姿を見たくない。休職してほしい。」という夫からの言葉もあり、休職することを決めました。

でも、、、休職しても変わらないワンオペ育児に家事、習い事の送迎。

休職した当初は、仕事がなくなり肩の荷が降りたように思っていましたが、押し寄せる希死念慮や自分にうんざりするほど感じる価値のなさ、睡眠も浅く、薬の副作用で眠気もひどいし、仕事がなくなったからといってうつ病が治ったわけではありません。

私も「仕事しなくなったし、家のことはやらなきゃ」と思ってしまいましたが、病気の状態で、1人で小さな子ども2人の育児・家事を全てやることは負担でした。

●仕事が100%の夫の生活スタイル

夫は仕事で管理職になっていますし、もちろんフルタイムで残業もたくさん発生するし、付き合いの飲み会や泊まりでの出張、休日出勤など、仕事が100%生活の中心です。

夫からすれば一家の大黒柱で、今が管理職としてキャリアアップしていく大切な時期であり、仕事をおろそかにすることはできません。

だから、仕事で家庭にいない時は、私が家のことをするのは当然、というか私しかやる人がいないやん、という思いもあるのだと思います。

でもワンオペ育児と家事を全部するって本当に大変なんです。。
子どものお迎えから、宿題をみて次の日の準備をして、習い事の送迎をして、食事を作って食べさせて、片付けてお皿を洗って、子どもをお風呂に入れて、洗濯をして、歯磨きをさせて、寝かしつけをする。(その合間に10分に1回はケンカするし、あれしてこれして、これ作ったの見て、抱っこして、という子どもの相手をしなければなりません。)

休職して病気療養中なので、最低限「今日は体調どうだった?」とか「出張で家庭のこと負担かけてごめん。」とか、労いの言葉をかけてくれたらまだ救われるのに、「こっちも仕事が大変やねん。早く帰ろうと毎日思っているけど管理職やから自分の都合で仕事できひんねん。」と言われるばかり。

私もイライラしてキツく言ってしまうし、夫もイライラするし、ケンカになることも増えました。

うつ病を治すには家族の助けが必要

今まで、病気がどうやったら治るのか、ずっと1人で考えてきました。

副作用のある薬を飲んで、認知行動療法やカウンセリングを受けたり、自立支援医療制度も自分で調べて病院で相談して申請したし、頓服を1日2〜3回飲んでしまう日が多く、共働きだから今後もし働けなくなったら収入はどうしたらいいのかを調べて考えたり、育児が楽になるようファミリーサポートに登録しに行ってみたり、家事の手助けをしてもらえないか区役所に相談しに行ったり。
うつ病の当事者が集まる自助会にも参加しようと思いましたが、いつも当日になると不安感が強く行けずじまい。

ある時、これだけ病気が治るように、いろいろ調べてやっていて、それでも回復の兆しが見えずに苦しんでいるのに、夫は全く関わっておらず、病気についての理解や私がどんな状態であるか、夫には全く伝わっていないと気付きました。

うつ病を治すには、家族の協力が必要で、私1人では負担がかかるだけで回復する兆しが見えない。

休職してから1年が経とうとしていましたが、初めて夫に「病院に一緒に来てほしい」と声をかけ、ついに初めて夫が病院についてきてくれました。

●初めて夫が精神科についてきてくれて、主治医と話し、病状について聞いてくれた

夫は精神科の病院に入るのも初めて、主治医に会うのももちろん初めて。

主治医は、「希死念慮もあることから、最悪の場合を防ぐために、お仕事もあると思いますがご家族のサポートが必要です。入院するぐらいの病状なのでいつでも紹介状書きます。」と言ってくれました。

入院については、私がいなくなると子ども達、特に繊細な長男の心が持つか心配なので、今すぐには決断できないと保留になりました。

そして「うつ病の家族のためのガイドブック」を持って帰り、「読んでほしい」と夫に渡しました。
私は一歩前進できたように感じて嬉しかったです。


翌日、私は朝から不安感が強くて調子が悪く、頓服を飲んでいました。

しかし夫は、「今日休みやし、子どもプール連れてく?それとも川遊びする?」と外出の提案をし始めました。

「ごめん今日はしんどくて家から出れない」と言うと、「そうかー」と一言。なーんやせっかくの休みやのにっていう感じで体調の心配はしてくれなかった。。

その日は高校野球の甲子園の決勝がやっていたので、これだけは見たいと思ってテレビをつけたのに、子ども達は家で騒ぎまくり、ケンカして泣き、テレビの音が聞こえず…。

結局優勝が決まったところや、優勝インタビューなどゆっくり見ることができませんでした。

いつも子ども達の見たいテレビを見せていて、自分の見たいテレビは我慢しているのに、たまにしか見れない時もゆっくり見させてもらえないのか…と怒りが込み上げて、子ども達にキツく怒ってしまいました。

そして子どもと距離をとるため洗面所に避難してうずくまって、自己嫌悪とともに収まらない怒りでいっぱいの心を鎮めようと必死になっていました。

夫はうずくまっている私を見ても、何事もないように洗面所で手を洗い、声をかけてくれることはありませんでした。。

うつ病でなく、もし違う体の病気で入院提案までされていたら?同じ対応ではなくもっと療養できるように考えるのではないでしょうか。

心の調子が悪くてしんどくても、「この日飲み会やしお迎えよろしく」「学校や保育園の送迎、習い事の送迎、家事育児もここながやらなしゃあないやん、だって俺は仕事やしできひんし、どうせえって言うねん。俺がじゃあ時短勤務とかパートになったらいいの?そしたらお金なくなるしもう正社員には戻してもらえへんで。それでもいいの?」と思われていることに、完全にうつ病をなめてる、どうせできるやろと思われてる、何より「しゃあないやん」じゃなくて「じゃあどうしたら病気が回復するように何ができるか」…一緒に考えてほしいのに、全く話が噛み合わず悔しくてたまりません。

眠気や集中力低下とも戦いながら必死に毎日乗り越えててるのに。

●自殺しないと、うつ病を治すための治療を真剣に考えてくれないと悟った…

うつ病の家族のためのガイドブック」もポイっと置いてあるので、「これずっと置いてあるけど読んでくれたん?」と聞くと、「読んだよー」とだけのあっけらかんとした返答。

こうして接した方が良いんやと思ったとか、ツラい思いしてるんやなあとか、何か声かけることないんかなあ。。

正直私は悲しかったし、理解しようという姿勢のなさに絶望した。

そして「仕事のスタイル(早く帰るとか、特定の曜日だけお迎え行くとか)を変えることはできない。」と極めつけの一言。

夫は私が自殺しないと事の重大さに気付かないのだろうと思う。
そして自殺してから、私のお葬式の時にもっとこうすれば良かった、話を聞いてやれば良かったと、やっと思うのかもしれない。

それってすごく悲しいなあー………………。

夫もどう接したら良いのか分からないのだと思う。夫なりの協力をしてくれているのかもしれない。

精神科訪問看護サービスを先週からを受け始めたので、育児家事の負担を軽減できるサポートがないかや、家族との関わり方、家族の心のケアも相談してみようと思います。

今日も、息してる。今日も生きてる自分、エライ。